WBC2023キューバ代表スタメン予想

日本時間1月7日キューバ野球連盟から第5回WBC大会の予備ロースター50名が発表されました。今回はキューバ代表のスターティングメンバーを予想していきたいと思います。 今回は、亡命した選手も参加可能となりました。
日本時間1月23日キューバ野球連盟からヨアン・ロペス選手が代表辞退した事が発表されました。
日本時間1月26日にWBCキューバ代表メンバー30名が発表されました。

発表された30名

メキシカンリーグ=モンテレイ・サルタンズ、ポルタリオス、ユカタン・ライオンズ、タバスコ・キャトルメン、ナンジェロス・デ・ヘリモシロ

メキシカンウィンター=ヤキス・デ・オブレゴン、チャロス・デ・ハリスコ

ドミニカンリーグ=アギラス・シバエーニャス、ティグレス・デル・リセイ

キューバリーグ=ガナデロス、カフェタレオス、セントラレス、タバカレオス

投手

リバン・モイネロ(福岡ソフトバンクホークス)
ライデル・マルティネス(中日ドラゴンズ)
ジャリエル・ロドリゲス(中日ドラゴンズ)
フランク・アルバレス(中日ドラゴンズ)
ロエニス・エリアス(シカゴ・カブス)
ルイス・ミゲル・ロメロ(オークランド・アスレティックス傘下3A)
ロナルド・ボラニョス(カンザスシティ・ロイヤルズ)
ヨエニス・イエラ(チャロス・デ・ハリスコ)
カルロス・フアン・ビエラ(モンテレイ・サルタンズ)
ナイケル・クルーズ(セントラレス)
ホセ・ラモン・ロドリゲス(ガナデロス)
イェウスディス・レイエス(カフェタレオス)
エリアン・レイバ(ナンジェロス・デ・ヘリモシロ
オネルキ・ガルシア(アギラス・シバエーニャス)(元中日・阪神)

捕手

アンドレス・ペレス(セントラレス)
ロレンソ・キンタナ(ティグレス・デル・リセイ)

内野手

アリエル・マルティネス(北海道日本ハムファイターズ)
ジュリスベル・グラシアル(元福岡ソフトバンクホークス)
ヨアン・モンカダ(シカゴ・ホワイトソックス)
アンディ・イバニェス(デトロイト・タイガース)
エリスベル・アルエバルエナ(セントラレス)(元ドジャース)
ルイス・ビセンテ・マテオ(セントラレス)
ヤディル・ムヒカ(セントラレス)
ダヤン・ガルシア(タバカレオス)

外野手

アルフレド・デスパイネ(元福岡ソフトバンクホークス)
ルイス・ロバート(シカゴ・ホワイトソックス)
ロエル・サントス(タバスコ・キャトルメン)(元千葉ロッテ)
ヨエルキス・ギルバート(カフェタレオス)
ヤディル・ドレイク(ヤキス・デ・オブレゴン)
ヨエニス・セスペデス(アギラス・シバエーニャス)

スターティングメンバー予想

メキシカンリーグ成績参考
乙坂智(元DeNA)305打数 112安打 3本塁打 打率.367 OPS.927 26盗塁
アマダー(元楽天)279打数 88安打 17本塁打 打率.315 OPS.904


1番 ライト ロエル・サントス(左投げ左打ち)
  2022年 メキシカンリーグ 253打数 104安打 8本塁打 打率.411 OPS1.101 16盗塁  
走り打ちで安打を量産する35歳のベテラン外野手。

2番 セカンド アンディ・イバニェス(右投げ右打ち)
  2022年 メジャーリーグ 119打数 26安打 1本塁打 打率.218 OPS.550 3盗塁
2021年シーズンは、メジャーで7本塁打を放った。2013年のWBCにキューバ代表で出場している。

3番 センター ルイス・ロベルト(右投げ右打ち)
  2022年 メジャーリーグ 380打数 108安打 12本塁打 打率.284 OPS.746
ゴールドグラブ賞(外野手部門)を2020年に獲得した守備の名手。

4番 サード ヨアン・モンカダ(右投げ両打ち)
  2022年 メジャーリーグ 397打数 84安打 12本塁打 打率.212 OPS.626 
2019年シーズンに、25本塁打を放った大砲。アルゼンチンとアメリカの二重国籍の女性と結婚し、ビザを取得して出国し、グアテマラへ亡命した。

5番 DH アルフレド・デスパイネ(右投げ右打ち)
  2022年 NPB 297打数 80安打 14本塁打 打率.269 OPS.783
2017年シーズンは、NPBで本塁打王と打点王の二冠に輝いた大砲。キューバリーグの1シーズン最多本塁打記録を持っている。WBCには、過去3回出場している。

6番 レフト ジュリスベル・グラシアル(右投げ右打ち)
  2022年 NPB 347打数 94安打 7本塁打 打率.271 OPS.720
キューバリーグ時代には、盗塁王も獲得したことがある走攻守揃った選手。2017年の第4回WBC大会では、菅野智之(巨人)から本塁打を放った。

7番 キャッチャー アリエル・マルティネス(右投げ右打ち)
  2022年 NPB 254打数 70安打 8本塁打 打率.276 OPS.787
NPBでは珍しい外国人キャッチャー。モデルとして活躍している婚約者がいる。

8番  ファースト ダヤン・ガルシア(右投げ右打ち)
  2022年〜2023年 キューバリーグ 166打数 56安打 6本塁打 打率.337 OPS.948
キューバリーグ通算1091安打のベテラン選手。

9番 ショート エリスベル・アルエバルエナ(右投げ右打ち)
  2022年〜2023年 キューバリーグ 20打数 5安打 1本塁打 打率.250 OPS.825
亡命し、メジャーリーグの試合にも通算22試合出場したが、キューバリーグに復帰した選手。メジャーリーグ時代は、球団職員とのトラブルで出場停止処分を受けた事がある。

ピッチャー ロエニス・エリアス(左投げ左打ち)
  2022年 メジャーリーグ 7登板 0勝0敗 7.2イニング 6奪三振 防御率3.52
2014年には、メジャーで10勝を挙げた左腕。2021年にトミージョン手術を受け、2022年にメジャー復帰をした。

その他のメインピッチャー

リバン・モイネロ(左投げ左打ち)
  2022年 NPB 53登板 1勝1敗24セーブ8ホールド 52.2イニング 87奪三振 
防御率1.03
最速158kmの直球と曲がり幅が大きいカーブ、鋭く縦に落ちるスライダーが武器の左腕。メジャーリーグの球団からも注目されている。

ライデル・マルティネス(右投げ左打ち)
  2022年 NPB 56登板 4勝3敗39セーブ(最多セーブ)5ホールド 55.2イニング
62奪三振 防御率0.97
最速161kmの直球を投げる剛腕。高い奪三振率を誇る。

ヨエニス・イエラ(左投げ左打ち)
  2022年 メキシカンリーグ 17登板 8勝2敗 86.2イニング 88奪三振 防御率3.01
打高のメキシカンリーグで、防御率2位の好成績を残した。

ロナルド・ボラニョス(右投げ右打ち)
  2022年 メジャーリーグ 8登板 0勝0敗 18.1イニング 12奪三振 防御率4.42
最速約158km速球を投げる26歳の若手ピッチャー。

編集後記
 今大会のキューバ代表はメジャーリーガーが加わり、前回よりもパワーアップしていると感じました。1次ラウンドを突破し、準々決勝ラウンドで日本と戦う可能性も十分考えられると思います。


出典
メキシカンリーグの成績はhttps://www.milb.com/mexicanから。
マイナーリーグの成績はhttps://www.milb.com/から。
メジャーリーグの成績はhttps://www.mlb.com/から。
NPBの成績はhttps://npb.jp/から。
キューバリーグの成績はhttp://www.beisbolcubano.cu/defaultから。

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